2017年11月に肺内多発転移が発覚したものの、タグリッソファーストライン承認まで無治療で引っ張ったコケ子。
ついに経過観察していた腫瘍が1cmを超え、腫瘍マーカーCEAも6.6となったため、2018年10月からタグリッソの服用を始めることになりました。
2018年10月11日 初のタグリッソ処方
第3世代のTKI(チロシンキナーゼ阻害薬)であるタグリッソ。
第2世代までのお薬と同様、重篤な副作用として「間質性肺炎」が起きる可能性があります。
始めは入院して様子を見るのかな?と思っていたのですが、私がお世話になっているがん専門病院では外来で処方されるとのこと。
そのかわり、最初のうちはちょこちょこ病院通いする必要があるんだそう。
10/11にまずは1週間分のタグリッソ80mgが出されました。併せて副作用の報告が多い発疹や皮膚乾燥への対処として、ステロイド軟膏とヒルドイドクリームもいただきました。
「何かあったらすぐ病院に電話して!」と念を押されて帰宅。
タグリッソ服用から1週間
翌12日の朝から服用を開始。
気分が悪くなったり倦怠感を感じたりするかな?と注意深く体調を意識してみましたが、特になんともない…ホッ。
何事もなく1週間が過ぎ、10/18に再び呼吸器内科を受診します。
クレアチニンの値が0.8と高くなっていましたが、大きな問題はないとのことで、また1週間分のタグリッソをいただいて帰りました。
タグリッソ服用から1ヶ月
始めの3回は1週間ごとに検査をして薬の処方をしてもらいましたが、特に問題なかったため次は2週間後、と受診の間隔があきました。
服用開始から2週間〜4週間あたりで出やすい皮膚炎は出ず、下痢等の消化器系の異常もほとんどなく、自覚できる副作用はほぼなし。
ただ、皮膚の乾燥は少々気になりました。
もともと皮脂の多い脂性肌だったため、「乾燥肌の人ってこんな感じなのか〜!」と新鮮な気持ち。「洗顔後肌がつっぱる」「手足が乾燥して粉を吹く」という経験はこれまでなかったことなので…
そして肝心の効果はというと、1ヶ月後のCTでは少し腫瘍の縮小が認められました。
腫瘍マーカーは6.6から2.6まで減少。
期待したほどガツンと効いた感じではなくて少々がっかりしましたが、ひとまず治療を続けられることに安堵したのでした。
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