2017年11月〜2018年10月 タグリッソ開始前の経過観察

病気の経過

2017年11月、両肺に多数の転移が認められたコケ子。

主治医の方針は「一番大きい腫瘍が1cmを超えたら分子標的薬の治療を始める」というものでした。

治療を始めなくていいのか

無治療でがんを育てる、というのはどうなんだろう…?

腫瘍が小さいうちに薬を飲めば、全部消えてなくなっちゃったりしないのかなぁ?と希望的な考えも浮かびます。

でも、分子標的薬はいずれ耐性がつくと言われています。つまり、早く治療を開始すれば、治療の終わり(耐性獲得)も早くなりますよね。

例えば治療1年で耐性がつくとして(それ以降の治療についてはひとまず置いておいて)、

2017年治療開始→2018年耐性
2018年治療開始→2019年耐性

となるわけです。

先生は私がより長く生きられる方法を提示してくれているんだろう、と思いました。

それに、抗がん剤ほどでないにしても、副作用は色々あるでしょう。

何もしないでいられるなら、そのほうがいい。

そしてその頃。第3世代の分子標的薬「タグリッソ」が、そろそろ1次治療薬として承認されるかもしれない時期でした。

主治医は「タグリッソを待つ」とは一言もおっしゃいませんでしたが、私は勝手に「それまで無治療で引っ張ってみよう〜」と心に決めました。

腫瘍マーカーの推移

治療をせずに経過観察に入ると、腫瘍マーカーはじわじわ上昇。

3ヶ月に1度のCTでも、ほんの少〜しずつ腫瘍が増大していっている模様。

3ヶ月に1度の脳MRIは異常なし、2018年5月に骨シンチを撮りましたが骨への転移は見られませんでした。

2018年8月末 タグリッソ1次治療承認

2018年8月21日、ようやく「タグリッソ、 EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん1次治療の適応拡大承認を取得」のニュースが届きました!

タグリッソ承認まで引っ張る、という目標を達成したぞ〜!

そしてその数日後の血液検査では、ついにCEAが基準値を超える5.4にまで上昇していることが判明。

CTでも、観察していた腫瘍の大きさが1cmを超えました。

2018年10月 タグリッソ開始決定

9月の脳MRIでは異常なしでしたが、これ以上引っ張ればまた遠隔転移してしまうかもしれません。

そして翌10月の血液検査でCEAが6.6と出た時点で、ついに主治医が「タグリッソを始めましょう」ときっぱりおっしゃいました。

できるだけ長く無治療でいたかった私ですが、こうなったら覚悟を決めて治療を始めます!

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