2016年6月 セカンドオピニオンの結果

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呼吸器内科の主治医が2つの紹介状を書いてくださり、陽子線治療設備のあるA病院B病院に話を聞きに行く事になりました。

目次

2つの候補のはずが

先の日にちで予約が取れたのは、陽子線治療を「待たずに受けられる」と電話で聞いたほうのA病院。もう一方のB病院の予約もその数日後の日程で取れました。

まずはA病院へ。電車を乗り継ぎ、4時間近くかかって到着。

紹介状を受付に出し、放射線腫瘍科に向かいます。

教授が直々に陽子線治療について丁寧に説明してくださいました。

照射範囲が広い私でも、2〜3箇所に区切って照射すれば陽子線は受けられるとのこと!

ただリンパ節に転移していることから、全身の見えないがんを叩くために、抗がん剤治療を陽子線と併せて行う「化学放射線療法」を勧められました。「どうしても抗がん剤をやりたくなければ、陽子線だけでもいいけどね」ともおっしゃっていましたが。

治療にあたっては固定具や照射器具の作成等準備が必要なので、明日また来院できますか?と問われ…

  • この場でA病院で治療を受けることに決める
  • 予定通りB病院にも行ってみてから決める

という2つの選択肢が発生!

直感で決める

本来ならB病院にも行ってみてからよく考えて決めるべきなんだろうけれど、私は翌日のA病院の診療予約を取ってしまいました。

そしてB病院にはキャンセルの電話をしました。

帰宅して夫に話すと「なんでB病院に行ってみないの?」と問われましたが、A病院の説明に納得したので、さっさと治療を始めたほうが良いような気がしたのです。

要するに完全に直感だけで決めたと。

夫は「コケ子がいいと感じたなら、それがいいのかもね」と賛同してくれました。

6/23から陽子線スタート

A病院2日目、放射線腫瘍科の主治医が決まりました。

が、その先生は私の照射範囲が広いことに懸念があるご様子で、教授が簡単に引き受けてしまったことへの不満を漏らしておりました(汗)

私なら断るわ…」と言いつつも、綿密な治療計画を立て、最後まで面倒見て下さった先生には感謝です!

治療開始は約半月後の6/23。家が遠いので入院にて治療することに。

約2ヶ月間、土・日・祝日と機械のメンテの日を除き、毎日陽子線治療を行うんだそう。

そしてその2ヶ月の入院中に、抗がん剤治療を2クール併せて行うことになりました。

抗がん剤治療は全4クール必要で、残りの2クールはA病院を退院した後、地元のがん専門病院に戻ってそちらで行います。

これまで大病も大怪我もしたことがなく、人生初の入院!

不安ながらも、新たな経験ができることにちょっぴりワクワクもしていました。

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