2016年5月 確定診断

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がん専門病院へ

健康診断で左肺に3cm大の腫瘍が見つかり、がん専門病院を紹介されたコケ子。

紹介された病院で診察予約が取れたのは、健康診断を受けてから約2週間後のことでした。

紹介状は「呼吸器外科」宛でしたので、そちらで初診となります。

まずは様々な検査をして、病気を確定しなくてはなりません。

血液検査、尿検査、心電図、肺活量、etc…当日できる検査は全部やり、2日後にPET-CTを受けることになりました。

PET-CTの結果

PET-CTとは、 全身のどこにがん細胞があるかを調べる検査です。
(ただし、脳や腎臓、膀胱にあるがんはこの検査ではわかりません)

検査の結果、私の肺がんは左肺にとどまらず、縦隔リンパの右側に転移していることがわかりました。

煌々と光るがん細胞の画像を見て、あ〜これは悪性なんだなぁ…転移もあるとは、私いつまで生きられるんだろー??と呆然。

ただしPET画像だけでは確定診断できないそうで、気管支鏡検査を行うことになりました。

さらに脳転移があるかどうかを調べるため、脳MRIの検査も行います。

気管支鏡検査

2016年5月25日。気管支鏡検査の日です。

局所麻酔薬を吸入し、喉の感覚が無くなったところでベッドに移動。

ファイバスコープが挿入されるとめっっちゃ苦しい!!むせてむせて、押さえつけられ涙を流しながらの検査となりました。

この検査だけは2度とやりたくないな〜〜※静脈麻酔であまり苦しい思いをせずに済む方法もあるようです

吸入麻酔の効果が切れるまで入院病棟のベッドで休み、夫に迎えに来てもらって帰りました。

苦しい思いをした甲斐あって?無事がん組織の一部を採取することができ、その結果私のがんタイプは、

肺腺がん EGFR変異陽性(エクソン19欠失)

だということがわかりました。

EGFR変異陽性エクソン19欠失とは、どの遺伝子がどんな変異を起こしているかを表しています。

肺がんの中でも比較的多いタイプとのことでした。

脳MRI検査

PET-CTでは脳のがんはわからないので、別にMRIで検査をします。

この時点で脳転移は確認できませんでした。

病名確定

以上の結果、私の病名は

肺腺がん EGFR変異陽性(エクソン19欠失) ステージ3b

となりました。

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