遺伝子解析の結果が出た

肺がん治療開始から今月で7年1ヶ月、タグリッソ服用開始から4年9ヶ月が経ったコケ子です。

ついにタグリッソに耐性がついてしまったことがCT画像で確認され、主治医にセカンドオピニオンを勧められて、6月下旬にB病院へ。

右肺門リンパにできた絶賛活動中の腫瘍の生検ができることになり、気管支鏡検査を受けたのが7/10（月）のことでした。

今日はその検査結果を聞きに行ってきました！

何をどう調べたのか

今回採取した組織がどういう検査に出されたのか？をまず記しておきますね。

気管支鏡検査の前に、B病院の担当医から口頭で説明を受けて、20ページくらいある説明同意文書というものをいただいたんです。

その時は気管支鏡が嫌すぎてそのことで頭がいっぱいで（汗）、なんか50種類くらい遺伝子変異を調べられる、くらいにしか先生の説明を覚えてなくて……。

貰った文書を一昨日、ちゃんと読み返してみました（遅っ！！）

それによると、

• LC-SCRUM-TRYという臨床研究に参加
• Oncomine Precision Assayという解析システムで、50種類の遺伝子異常を調べる

という流れだったようです。同意書にサインしておいて全然わかっていなかったというね……。

変異が見つかった

さて、私のがん細胞ちゃんから見つかった変異は。

• EGFR exon 19 deletion（7年前にも見つかったもともとの変異）
• MET amplification（これがタグリッソ耐性の犯人）
• TP53 H193R（治療には関係ないと言われました。がん抑制遺伝子らしい）

この3つでした！

MET増幅はEGFR-TKI耐性後に比較的多い変異だそうです。

該当する治験はいくつかあるとのことで、その中でも先生イチオシ治験の待機リストに私はすでに入っているらしい。

（もちろんいつでも断ることが出来ます）

早ければ8月下旬〜9月上旬に治験開始できるかもしれないとのこと。

ADC製剤で、EGFRとMET、2つの変異に同時に作用する薬なんですって！

ひとまずそちらに期待して、あともう1ヶ月タグリッソを継続することになりました。

造影CT・血液検査・尿検査（6月下旬）の結果

ちなみに気管支鏡検査ができるかどうかを調べるために、6月下旬に様々な検査を行っていたのですが、結果を聞くのをすっかり忘れていたので、今日ついでに聞いてきました。

ちょっとショックだったのが、現在活動中の腫瘍は右肺門リンパだけじゃなかったこと！

左肺側のリンパにも少し、左副腎と左腎臓にも少し、あるんだそうです……

結構、進行が早く感じるな〜。。自覚症状はまだないんですけどね。

来月の治験参加ができなければ、アリムタ+カルボプラチンを始めつつ待つことになるみたい。

そしてスピッツ7本分も採った血液検査で、正常範囲からはみ出たものは以下の通り。

TC（総コレステロール）★　261High
CRE（クレアチニン）　0.83High
CEA（腫瘍マーカー）　12.9High
CYFRA（腫瘍マーカー）★　3.8High
MONO%（単球）　9.8High
赤沈1H★　18High

★は、もともとの病院では測らない項目。

コレステロール高いのかぁ〜。シフラは7年前の確定診断時に測ったけど、そのときは基準値内だったなぁ。。

尿検査は、意外にも尿蛋白は出ていませんでした。ケトン体と潜血が少々あり。

普段検査しないものが色々わかって面白かった！

今後の予定と、今日のとりあたま

• 8/1（火）：もとの病院でタグリッソを処方してもらう
• 8/21（月）：B病院で治験を始められるか聞く

ひとまず決まっている予定はこれだけ。あと約1ヶ月は普通の生活が送れそうです！

それにしてもなかなかタグリッソとお別れにならないな〜。

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さ〜て、今日のとりあたまは〜？

帰り道、高速道路の分岐を間違えて、おうちとは真逆の方面へ向かっちまいました！

ナビさんが「左方向です」って教えてくれていたのに、ぼんやりしていて右に向かう前の車についてっちゃったんですよ。。

新しいカーナビ買ってもらったのに……？なんで間違えたのコケ子！！？？

夫にも「カーナビセットしてたのに間違えたの？なんで？？」と呆れられちゃいました。(*ﾉω・*)ﾃﾍ