私コケ子、2026年6月23日に、肺がん治療開始から10年が経ちました。11年目に突入です。
10年の経緯
肺がんの治療を始めたのが2016年6月23日。確定診断日は5月末で、どちらからカウントするか迷ったのですが、より長く生きないと達成できない治療開始日をスタートとする事にしました。
以下、これまでの経過です。
- 2016年6月〜10月:陽子線&化学療法(シスプラチン・ビノレルビン)。CTで確認できる大きさの腫瘍は消失。
- 2017年2月〜3月:2月に脳転移が見つかり、3月にガンマナイフ治療。脳の腫瘍は消失したまま現在に至る。
- 2017年11月:肺内多発転移が見つかるも、しばらく無治療で経過観察。
- 2018年10月〜2023年10月:分子標的薬タグリッソが奏功し長らく現状維持。2022年から徐々に腫瘍マーカーCEAが上がり、CTでも増悪が認められた2023年6月に主治医の勧めでセカンドオピニオンへ。
- 2023年10月〜2026年3月:セカンドオピニオン先の病院でLC-SCRUM-TRYという臨床研究に参加し遺伝子変異を調べ、もともとあったEGFR19欠失に加えMET増幅とTP53が判明。EGFRとMET両方に作用するADC製剤の治験を受ける。一旦は奏功するも徐々にCEA上昇、26年3月に「一部明らかな増悪」との判定で治験終了。
- 2026年4月〜6月現在:再びLC-SCRUM-TRYにて遺伝子検査をし、増悪部分にはEGFR19欠失とTP53しか見つからず(MET増幅無し)、タグリッソリトライ。
現在、2度目のタグリッソがある程度効いたようで、CEAはだいぶ下がりました(とはいえまだ基準値超え)。副作用も軽く体調は良好です。
目標達成……しかし
肺がん治療を始めた当初、まずは5年、それが達成できたら10年生きることを目指しました。
ネットで予後について調べまくった際に10年を超えてご存命の方を見つけ、とてつもなく励みになったからです。
私も10年生きられたら、どなたかの希望になれるかもしれない……。
お世話になった医療従事者や製薬会社の方々への恩返しになるかもしれない……。
ようやくその時を迎えたことに喜びの感情もあるのですが、「嬉しい!お祝いだ!」というポジティブな気持ちになれない自分も居るのです。
大好きだった方、尊敬していた方。この10年の間に多くの方々が先に旅立ってしまいました。
なのになぜ私はまだ生きているんだろう?
生きていく
こんな沈んだ気持ちになるのは、完璧主義で自己肯定感が低いという私の性格によるものだとわかっています。
先に逝った方々だって、私がそんなサバイバーズ・ギルトのような感情を抱くことを望んでなんかいないと思います。
でも泣けて仕方がないのです……。
きっと私はまだこの世での修行が終わっていないのだと思い、精一杯生きていくしかありません。
夫をはじめ、心を砕いてくれる家族のために。
先輩方といつかあの世で胸を張ってお会いするために。
コケ子はもう少し頑張ります!
このブログやXの投稿を見て応援してくださっている皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます!!
皆様もどうかお身体に気をつけてお過ごしください。









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