肺がん治療開始から今月で6年6ヶ月、タグリッソ服用開始から4年2ヶ月が経ったコケ子です。
本日、呼吸器内科の月イチ受診日でした。
腫瘍マーカーCEAの明らかな上昇傾向から、ついにタグリッソに耐性がついてしまったと思われますが、画像上で増悪が認められるまでは同薬を引っ張ることになっています。
11/21に撮ったCTの検査結果やいかに……?
最近の状況
肺内多発転移のため2018年10月からタグリッソ80mgを服用スタート。
毎月血液検査+レントゲンで経過を見つつ、薬の処方をしてもらっています。CTは4〜6ヶ月ごと。
腫瘍マーカーCEAはずっと横ばいだったのに、4月から0.1ずつじわじわ上がり、8月には1.5、9月に1.8、10月は2.2とハッキリ上昇。(一般的には基準値内で低い値ですが、コケ子的には脳転移が見つかった頃のヤバい数値です)
11月は2.0と微減でしたが、今月はまた上がっているだろうな〜と予想。
CEAの上げ幅が大きい
今日は夫がどうしても付き添いたいと半休を取ってくれたので、診察に同行してもらいました。
さて問題のCEAですが。上がってるだろうとは思ったけど、3.8まで上がっちゃいました。。
もうちょっとゆるやかに上がってほしかったよぉ!
そしてCTの結果、新たな転移は見られないけれど、左肺内にずっと消えずに残っている1cmに満たないヤツが少し濃くなっているようで、やや増大してる?かな?という感じだそう。
というわけで、次の治療をいつ・どれにするか、というお話再び。
選択肢が増えている、けどタグリッソ継続
次はどんな治療になるのか、9月に聞いたときには「アリムタ+カルボプラチン」という返答でした。
今日はそれに加えて「免疫チェックポイント阻害薬」での治療もやれなくはない、と先生の方からご提案が!?
ただ、免疫チェックポイント阻害薬の後にまた分子標的薬を使いたくなっても、間質性肺炎のリスクが高くなるので使えない等々の理由から、すぐには使わず別の治療の後に使ったほうが良いとお考えのようです。
またEGFR-TKIを使うことなんてあるんですか?と尋ねると、ガンマナイフで追いつかないほど一気に大量に脳転移が生じた時などに検討する、とのこと。
そして治療変更の時期について。
まだはっきりとCTで増大が確認できたわけではなく、タグリッソが効いている部分もあるかもしれないから、もう少し続けるのが良いと思います、と先生。
うう〜ん…耐性ができたがん細胞が活動し始めたのは確かだと思うんですよね。でも全部のがん細胞が変化しちゃったわけではなく、もともとの性質のままタグリッソに抑え込まれているがん細胞もある(かもしれない)……?
まあそうかもしれないし、今すぐタグリッソをやめて次の治療に移らなければならない理由は特にないしで、また来月の診察日までの1ヶ月分を処方していただきました。
血液検査の結果
今回正常範囲からはみ出たものは以下の通り。
TP(総蛋白) 6.4Low
CRNN(クレアチニン) 0.90High
クレアチニンは相変わらず高め安定ですな〜。
総蛋白はたまに引っかかりますね。すぐ持ち直すと思います。
腫瘍マーカーと腎臓系以外はすこぶる良好。白血球もしっかり基準値内に増えていました♪
血圧はやっぱり高めで上130。自宅で毎日測るべきなんだろうけど、まだ血圧計買ってない。。
良かったと思う点も
夫はCEAが一気に3.8まで上がってしまったことで暗い気持ちになってしまったようです。
だって先月2.0だったのに、倍になったじゃん!ですと……(ごめんねぇ)
でも私は色々わかって良かったと思っています。
タグリッソに耐性がついたのがほぼ確実になったこと。
左肺の原発巣近くにある1個が今のところ要観察ポイントであること。
免疫チェックポイント阻害薬を主治医が考えていないわけじゃなかったこと。
…この先、私の体がどうなっていくのか?次の治療の効果のほどは?副作用は?
少し先の未来も全く予測がつかないけれど。
今、生きているんだから、やりたいこと・やるべきこと、ちゃんとやるだけですっ!!
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