肺がん治療開始から今月で7年11ヶ月のコケ子です。
2024年5月現在、治験に参加して7ヶ月が経ちました。
副作用と競技会
私は3週間ごとに投与するグループに入っていて、投与日は月曜固定。副作用の出方としては、
月曜:投与当日。普通に動けるし食べられる。
火曜:治験薬と一緒に投与される副作用対策の薬のおかげで半日動けるし食べられる。夜になるとぐったり。
水曜:飲み薬が効くが眠くて起きられず丸1日寝こける。飲まず食わずになりがち。
木曜:少し起きていられる時間もあるが、基本横になっていたい。
金曜:だいぶ動けるようになってくる。けどすぐ疲れてぐったり。食べることはできる。
土曜:体調の悪さはなくならないがほぼ動けるし食べられる。
以降翌週金曜くらいまで:うっすら体調不良ではあるが通常運転。
3週目:絶好調。
多少の波はあるものの、だいたいこんな感じです(あくまで私の場合)。
さて私、趣味の乗馬をかなり真剣にやっていて、年に数回の競技会に出場しているんですが、これがたいてい水曜〜土曜の4日間日程で行われます。
そして私が出場する種目は木曜と土曜に決まっています。
先月の競技会は投与の翌週だったため、うっすら体調不良状態でも毎日馬のトレーニングを自分でやることができました。
しかし今月はバッチリ投与の週と重なってしまった〜〜〜!
土曜はなんとかなりそうですが、金曜までは無理……っっ
そこで事前に先生や仲間たちにお願いして、とにかく本番の5分程度だけ跨ればいいように頼み込んでおきました。
本当は自分の馬は自分でトレーニングしたいし、大会運営のお手伝いもしなければいけないのですが、全部免除してもらうことに。
5/23(木)演技1回目
朝起きると思った以上に具合が悪い(泣)
もうスクラッチ(出場キャンセル)しちゃおうかな……と弱気になりましたが、私がなんとか本番だけでも乗っていられるよう周りが準備してくれていると思うと、そうもいかず。。
ギリギリに着く旨連絡を入れ、なんとか会場へ。
先生が馬のウォーミングアップをしてくれて、少しだけ乗り替わって落ちずに跨っていられるか確認。大丈夫そうです。
迎えた本番。ヘロヘロのライダーを背に、リマさん(私の馬)はそつなく演技してくれました。
土曜にもう1度演技して合計点で順位が決まるのですが、入賞も狙えそうな位置につけました。
演技後は馬や馬具を洗って片付けなくてはなりませんが、仲間が全部やってくれました。本当にありがとう……!
5/25(土)演技2回目
24日(金)は1日休みをいただいて、家でゆっくりさせてもらいました。
リマのトレーニングは先生に丸投げ。
そして25日(土)の競技会最終日。体調の悪さは残るものの、木曜より格段にマシになっていました!良かった〜。
これなら直前ウォーミングアップを自分でできるかなと思い、早めに家を出ました。
この日は夫も休みで一緒に来てくれたので、何かと手伝ってもらえます。
しかし馬装(鞍や肢を保護するプロテクターをつけること)が終わったところで先生が「俺が乗っていいでしょ?」と。
自分でやりたい気持ちと、お任せしてラクしたい気持ちがせめぎ合いましたが、結局ラクするほうを選びました。
本番は普通に乗れました。がっ、もともとリマがあまり得意ではない項目でミスが出てしまい、スコアは伸びませんでした(涙)。
結局入賞には届かず、悔しかったです……
しかし最後まで無事に乗り切ることができたのは、周りのみんなの助けがあってこそ。
本当に感謝してもしきれません!みんなありがとう(号泣)
リマも頑張ってくれました。
私は……もう少し頑張れた気もしますが……まあ頑張ったよね。ちょっとは自分を褒めよう。。
次は8月
多大なる感謝の気持ちと一抹の悔しさを胸に、副作用真っ只中の競技会が終わりました。
次の競技会は8月です。
毎年「暑くて無理!」と出場しないんですが、今年は出る準備をしようかな……。
そんな気持ちになったので治験薬投与スケジュールを確認すると、投与翌週が大会weekでした。微妙〜。
しかしそもそも8月までこの治験が続けられているのかどうか?
腫瘍の縮小はとうに止まり、CEAもじりじり上昇中の今日この頃。
先のことはわからないから、今やりたいことをやるだけですっ!
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