今日はブログタイトルについて。
「肺がんステージ4」は事実そのものですが、そのあとに続く「いいとこ取りで生きていく」にしたのは何故か?をご説明します!
頭にひらめいた言葉
肺がんが見つかって最初の治療は、陽子線+抗がん剤の「化学放射線療法」になりました。
※陽子線は肺がんの保険適用ではなく先進医療ではありますが、放射線治療の一種という意味で、この記事では概念として「標準治療」と表現します
「標準治療」というものが、効果や安全性が確認された、その時点での最善の治療法である、ということはわかっています。
しかし既にリンパに転移があり手術ができないとなると、「標準治療」ではいずれ打つ手がなくなるんでは……?
そう考えるとやっぱりどうしても、標準治療以外の方法についても調べちゃいました。
「医師は抗がん剤を自分ではやらない」だの、「治療のための放射線でもそのせいで新たながんが生じる」だのという記事や書籍を目にすると、
なんか怖いな〜やだな〜
という気持ちが全く起きないということはなく。。
自分の中で、
本当に陽子線や抗がん剤をやっていいのかな?
食事療法とか、気功とか、スピリチュアルな体験とか??なんかそういうので治ったりしないかな?
そんな迷いのような葛藤のようなモヤモヤを感じていたときに、
「いいとこ取りしたらいいじゃん」
そんな言葉がピコーン!と頭の中に浮かびました。
物事には良い面も悪い面もある
「いいとこ取り」という単語が思い浮かんだことで、なんだか気持ちが晴れ晴れしました!
現時点でベストな標準治療を受けつつ、食事に気を使って生活習慣を改め、神社にお参りしたりすれば良いのでは?
なんだって良い面も悪い面もある。
良い面も悪い面も知った上で吟味し、選択肢の一つに全振りするんじゃなく、取り入れられる範囲の良さそうなことには取り組んでみよう。
そんなふうに思えたのです。
モヤモヤが晴れたことで、化学放射線療法を前向きな気持ちで受けることができたし、良さそうだと思ったことにチャレンジする気持ちも生まれました。
まあ、失敗もいろいろありましたが……それはまたのお話。
以上が、このブログタイトル「いいとこ取りで生きていく」の意味するところです。
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