肺がん治療開始から8年10ヶ月が経つコケ子です。
2018年から5年間お世話になったタグリッソとお別れし、2023年10月からEGFRとMET両方の遺伝子変異に作用する薬剤の治験に参加しています。
初回投与は2023年10月23日。3週ごとのスケジュールです。
前回3/24(月)は好中球が足りずスキップしたので、今日4/14(月)は間違いなく投与できるでしょう。
診察
治験コーディネーター(CRC)さんと面談し、その後血液検査やレントゲン等へ。結果が出てから診察室に呼ばれます(約1時間半後)。

体調はどうですか?



1回スキップしてるんで、絶好調の極みです



ハハ、それは良かったです
血液検査は問題ないですね、好中球は19.4あります!
10以上あれば投薬できますからね!



(前回お互いに好中球が足りないのを見誤ったため、一緒に念入りにプリントを眺めて)はい、今日は大丈夫ですねっ!



処方薬は何か必要ですか?



いいえ、まだいらないです



……いつもは何を出してるんでしたっけ?



(そういえば新主治医になってから処方箋出してもらったことないなぁ)
酸化マグネシウム(便秘薬)とオランザピン(吐き気どめ)です



オランザピン、そんなにたくさん持ってるの?



いえ、あと3〜4錠ですが、3週間に1錠しか飲まないですから



あ、そういう頓服みたいな使い方してるんだ



(ん?それ以外の使い方が?)
例えば「治験薬投与後○日間、○時に服用する」など、予防的かつ効果的な使用方法があるのかも?
薬の袋には「1回1錠 吐き気のあるとき」としか書かれてないけど……。
つっこんで聞いてもよかったんですが、自分で色々飲み方を変えて実験し、今の「1サイクル1錠」で落ち着いているので、黙っときました。
血液検査の結果
なお、血液検査で正常範囲からはみ出した項目は以下の通り。
TP(総たんぱく) 6.3Low
ALB(アルブミン) 3.9Low
T-Bil(総ビリルビン) 0.3Low
重炭酸塩 31.2High
RBC(赤血球数) 342Low
MCV(平均赤血球容積) 106.1High
MCH(平均赤血球ヘモグロビン量) 34.2High
MONO%(単球) 9.7High
EO(好酸球) 1.5High
BA(好塩基球) 1.5High
網状赤血球 21.6High
近頃ずっと赤血球が少ないなぁ。赤血球の赤ちゃん(網状赤血球)はいつも多いのに。
さて。気になる腫瘍マーカーCEAは5.0。ずっと上昇傾向だったのに、前回と変わらずです!
スキップした時の方が結果が良い気がするのですが……?なんで?
もう一つの腫瘍マーカーシフラは1.8。こちらは微増ですが、私の場合そもそもシフラは当てにならないです。
公園の桜
待ち時間は近くの公園に散歩に出かけ、そこでお昼ご飯をいただきます。
桜並木のソメイヨシノはさすがにほぼ散ってしまっていましたが、代わりに八重桜が見頃を迎えていましたよ。






投与無事終了、今後の予定
投与は人気の血管を使用して、滞りなく終了。いつも通り爆睡してました。
しかし最後の方でトイレに行きたくなってしまいまして。別に行ってもいいんですが、あとちょっとで終了のところだったんで、トイレ行ってる間に確実に終了アラームが鳴っちゃいます。。
迷ったけど尿意には抗えず、諦めて点滴台を引き連れてトイレへ。道中でやっぱりアラームが鳴り響き、「すみませんすみません」と周囲に頭を下げつつの用足しとなってしまいました。
さて今後の予定は、
- 5/7(水):治験薬投与21回目予定
となっています。
5/5(月)が祝日だから、平日である7日にあらかじめ延期。3週+2日のため好中球数は回復してて、投与OKとなりそうですね。
帰宅してから思ったけど、休み休み投与した方がCEAの上昇がゆるやかなら、5/7は計画スキップにすればよかったかな〜なんて。
ま、なるようになるさ〜
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