肺がん治療開始から9年2ヶ月が経つコケ子です。
2018年から5年間お世話になったタグリッソとお別れし、2023年10月からEGFRとMET両方の遺伝子変異に作用する薬剤の治験に参加しています。
初回投与は2023年10月23日。3週ごとのスケジュールです。
3週では好中球が回復しきらないことが度々あり、前回もスキップになっちゃいました。
6週あいたわけですので、さすがに今日は投与確実。副作用なしの無敵週間が終わっちゃうのね〜。
今日はスピッツ6本
治験コーディネーター(CRC)さんと面談後、採血室へ。本日はスピッツ6本分。
本数はやや多い程度だけど、「必ず最後に採血」と書かれている治験用のスピッツ2本がややデカイ。
最後の方で血の勢いが足りず、時間がかかりすぎてスピッツ内で凝固(検査不能)・採血やり直しになった数ヶ月前の事案を思い出します……。
そのことをお伝えすると、担当の看護師さんは右腕の人気スポット(人気ゆえ血管が固くなって最近針が入りづらい)をチョイス。
針はなんとか入ったものの、「ちょっと勢いが弱いです……」と。えぇええーーーーこのスポットでこんな弱かったことある!?
どうにかこうにか採血完了。ふぅ……緊張したわぁ。看護師さんありがとうございます。
診察
その他の検査も済ませ、採血から約1時間半後に診察室に呼ばれました。

こんにちはー!よろしくお願いしまーす!



おっ、元気だね〜



前回スキップだったんで無敵モードです



そうw
今日は好中球、大丈夫ですよ



ホントですか!(←失礼な発言だけど過去2回ほど見間違えられたんでつい)
え〜と好中球数は……と(検査結果のプリントを見ながら)



15.7あります ※投与に必要な値は10



う〜ん
スキップ後だというのに、そこまで潤沢にあるわけでもないですね



コケ子さんこの治療2年近く続けているし、造血機能が回復しづらくなっているのかも



でしょうねぇ
次回投与予定日の確認や造影CTの予約をして、診察終了。
血液検査の結果
本日の血液検査で正常範囲からはみ出した項目は以下の通り。
T-Cho(総コレステロール) 254High
UN(尿素窒素) 22High
NA(ナトリウム) 146High
ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ) 6Low
AST/ALT(AST/ALT比) 3.00High
WBC(白血球数) 32Low
RBC(赤血球数) 353Low
MCV(平均赤血球容積) 107.1High
MCH(平均赤血球ヘモグロビン量) 33.4High
MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度) 31.2Low
MONO%(単球) 10.0High
BA%(好塩基球) 1.9High
網状赤血球 25.5High
コレステロール高いのが気になるな……。
なお腫瘍マーカーCEAは6.3。5.1→6.1→6.7→6.3ときて、変わらずです。ホッ。
もう一つの腫瘍マーカーシフラは3.0。こちらは多分上がったけど、私の場合あまり当てにならないので気にしていないです。
無事投与終了、今後の予定
約2時間半の待ち時間、こう暑くては散歩にも出られず、院内で時間を潰すしかない。。
13時すぎに治療室に呼ばれ、15時頃無事終了しました。左腕の有望血管(採血によく使う)を投与に使ってみましたが、ちょっと血管痛があったわ〜。
さて今後の予定は、
- 8/25(月):治験薬投与24回目予定
- 9/8(月):造影CT
となっています。
このごろ好中球ちゃんの数が足りずしょっちゅうスキップになっているから、25日もスキップになるんじゃないかな〜?
以前はジーラスタ(好中球を増やす薬)を使うこともあったけど、スキップしてもマーカーが激増したりしないし、頑張って3週間ごとの投与にこだわらなくて良さそうなんですよ。
もう私は6週ごとの投与ってことでいいじゃん、と気楽に構えております。
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