肺がん治療開始から8年11ヶ月が経つコケ子です。
2018年から5年間お世話になったタグリッソとお別れし、2023年10月からEGFRとMET両方の遺伝子変異に作用する薬剤の治験に参加しています。
初回投与は2023年10月23日。3週ごとのスケジュールです。
私は基本的に月曜投与なのですが(初回が月曜だったから)、今回は5/5(月)が祝日のため、5/7(水)に延期になりました。この治験では3週を1日でも早めることはできず、3日までは後ろにずらせるのです。
3週間きっかりだと好中球が足りないことが多いのですが、今回は2日延びているから大丈夫でしょう。
採血やり直し
治験コーディネーター(CRC)さんと面談し、その後血液検査やレントゲン等へ。結果が出てから(約1時間半後)診察室に呼ばれる、というのがいつもの流れです。
おやつ食べたり散歩したりした後、そろそろ診察室前に移動しようかな〜と思っていると「採血室受付まで来てください」との呼び出しが。
なんと、スピッツ5本中1本が凝固してしまって検査できなかったとのこと!
採血に時間がかかってしまうと、あらかじめスピッツ内に入れられている薬剤と、少量の血液が先に反応を始めてしまい、固まってしまうことがあるんだそう。
確かに、今日の左腕の血管は勢いが足りなかったです……。
そんなわけで左手甲の血管から1本分採り直していただきました。
ああ〜〜〜この1本の結果が出るまで、また診察時間が遅れることになるわぁ。。
嬉しい出会い
診察が遅れれば治験薬投与も遅れるわけで、今日は帰りが遅くなっちゃうなぁ、とちょっぴり憂鬱になりながら待っていると……。
なんと、このブログを見てくださっている方からお声がけいただきました!!
同じ病の方と、ネット上ではなくリアルでお話しする機会はなかなかないので(コケ子はコミュ障気味なので尚更)、本当に嬉しかったです。ありがとうございます!
いつかまたお会いできるといいなぁ。お互い頑張りましょうね。
血液検査の結果
診察に呼ばれたのは12時ちょっと前。血液取り直しがなければ10時半には呼ばれたであろうに……くうっ。
主治医とのやり取りは、特にネタとなるような事もなかったので省略します。
さて、血液検査で正常範囲からはみ出した項目は以下の通り。
TP(総たんぱく) 6.2Low
ALB(アルブミン) 3.9Low
UN(尿素窒素) 25High
ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ) 6Low
GLU(血糖) 125High
WBC(白血球数) 28Low
RBC(赤血球数) 347Low
MCV(平均赤血球容積) 105.8High
MCH(平均赤血球ヘモグロビン量) 34.3High
NEUTRO%(好中球) 41.0Low
MONO%(単球) 12.0High
BA(好塩基球) 1.5High
網状赤血球 19.3High
血糖の項目、採り直しの血だったんだろうな〜。おやつ食べた後だから高いんだw
白血球が回復し切っていませんね。なお、好中球数も11.5(投与に必要な数値は10)と、あまり高くありませんでした。
そして気になる腫瘍マーカーCEAは5.1。5.0→5.0と来て、0.1上がりました。微増ですが、この0.1のせいで遂に基準値越え・血液検査結果にHighマークがついちゃった。
まあでも思ったより上がっていなかったので、心穏やかです。ちなみに主治医からは何も言われず(予想通り)。
もう一つの腫瘍マーカーシフラは1.4。こちらは微減ですが、私の場合そもそもシフラは当てにならないのです。
公園のバラ
診察後、公園に散歩に出かけました。風が少々強めでしたが、いいお天気で気持ちいい♪
バラが綺麗で、良い香りが漂っていました。



血管問題と今後の予定
14時ちょっと前、ようやく投与のお時間です。
しかし今回、右腕の人気スポットにうまく針が入らず、別の血管にチャレンジするも失敗(汗)。
看護師さんが変わって、なんとか探し出した血管に入れていただきました。
人気の血管も度重なる使用で硬くなってきているからなぁ。。
投与は無事済みましたが、なんだかどっと疲れちゃった。
さて今後の予定は、
- 5/19(月):造影CT
- 5/30(金):治験薬投与22回目予定
となっています。
次回投与を金曜にずらして、その次に月曜に戻す予定です。
まずは19日のCTで増悪していませんように!
コメント