治験薬28回目（2025年11月21日）

肺がん治療開始から9年5ヶ月が経つコケ子です。

2018年から5年間お世話になったタグリッソとお別れし、2023年10月からEGFRとMET両方の遺伝子変異に作用する薬剤の治験に参加しています。

初回投与は2023年10月23日。3週ごとのスケジュールです。

3週では好中球が足りずスキップになることがままあるのですが、このところなぜかジーラスタなしで5回連続投与できています。

6連続いけちゃうかもな〜と思いながらも、スキップになった時のためにサウナグッズを車に積んで夫と共に病院へGo！（夫は原則付き添ってくれることに決めたそうです。ありがとう〜）

検査の順番を間違える

病院に着いたらまず治験コーディネーターさんのところへ。副作用と思しき症状や使用した薬を報告します。

その後血液検査。今日は治験用採血が投与の直前直後なので、朝の採血はスピッツ3本のみ。左手の甲から採れました。

そしてレントゲンと心電図の検査が入っているのですが、間違えて先に心電図に行ってしまった……！

心電図は投与直後にも検査があるので、電極シールを貼りっぱなしにしておきたいのです。しかしシールに金属がついているのでレントゲン時には剥がさないとならない。レントゲンを先に撮っておけば貼りっぱなしにできたのに。。すみません！！

診察

各種検査の順番待ちが長く、諸々終わる頃には診察のお時間となりました。

血液検査の結果

血液検査で正常範囲からはみ出した項目は以下の通り。

TP（総たんぱく）　6.2Low
ALB（アルブミン）　3.8Low
T-Bil（総ビリルビン）　0.3Low
Na（ナトリウム）　146High
CL（クロール）　110High
ALT（アラニンアミノトランスフェラーゼ）　6Low
WBC（白血球数）　27Low
RBC（赤血球数）　306Low
HGB（ヘモグロビン）　10.8Low
HCT（ヘマトクリット）　33.9Low
MCV（平均赤血球容積）　110.8High
MCH（平均赤血球ヘモグロビン量）　35.3High
MONO％（単球）　11.5High
BA％（好塩基球）　1.1High
網状赤血球　39.0High

白血球少ないのに、好中球数は足りてるのね（投与OKってだけで、決して多いわけではないけど）。

CEAは8.6。5.0→7.3と来て結構上がりましたねぇ。イヤーン。

シフラは1.4、こちらは下がりましたが、私の場合上がったり下がったりで当てにならないので気にしません。

治療室に呼ばれる目安時間を間違える

治療室に呼ばれるまで大体2時間以上かかるので、夫とお散歩に出かけます。比較的暖かで良い散歩日和だわぁ。

少し足を伸ばして、ちょっと高級な苗を扱っている園芸店を見たり、オシャレなカフェでランチをいただいたり。

2時間ほど経って病院に戻り、中庭のベンチでぼんやり休憩していると……私の携帯電話が鳴りました。えっ病院から？

慌てて出ると「今どちらにいらっしゃいます！？」と治療室の受付の方。「順番来てますのですぐにお越しください！」とのことで……ひえぇえ申し訳ありません！！

2時間以上待つのがほとんどだとしても、2時間未満で呼ばれることも想定してあと30分ほど早く院内で待機すべきだったのに……なぜかこの日はもっとゆっくりしても良いような気がしちゃってたんです。最近なんだか頭が働いてないことが多いような。いやもともととりあたまではあるのだけど。

急ぎ治療室へ駆けつけ平謝り。今後は気をつけます……。

投与無事終了、今後の予定

治験用の採血が点滴前後にあり、点滴前がなかなかの量（スピッツ7本分）だったので、右腕の人気スポットでルートを取ってそこから採血も行いました。

太い血管なので投与中血管痛もなく、無事点滴終了です。

点滴後の心電図検査を行い、治験採血1本分を左腕の幻の血管（奥の方にあって見えないためめったに選ばれない）から採って、本日の工程全て終了です。

さて、今後の予定は。

• 12/15（月）：治験薬投与29回目予定

となっております。

ようやく投与日を月曜に戻せる〜！

しかしその次の1/5（月）は外来治療室がすでに一杯なんだそう。年末年始は激混みなんですね。一応キャンセル待ちってことにしていただいたようですが、計画スキップになる可能性も（そのほうが嬉しいな）。