流れよわが涙、と千葉犬は言った

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肺がん治療開始から今月で9年6ヶ月が経つコケ子です。

病歴よりもずっと長いのが、サッカー・ジェフユナイテッド市原・千葉のサポーター歴。2003年8月に国立霞ヶ丘競技場で行われたジェフ千葉(当時市原)VS浦和レッズの試合を、夫に連れられて見に行ったのが始まりでした。

2009年にJ2降格が決まり、2012年、J1昇格プレーオフ決勝で大分トリニータと対戦し0-1で負けた時、絶対に悔し涙は流さないと心に決めてしまったのです。これほど長きにわたり泣くことが許されないとは思いもせず……。

下の画像は当時無料ブログサービスに投稿した記事のスクショです。

この時はコケ子ではなく宇宙人キャラでした

あれからついに歓喜の涙を流す日が訪れました!!

目次

6回目のプレーオフ・準決勝

小林慶行監督が千葉を率いて3年目の今年、年間順位を3位で終了。あと勝ち点1あれば自動昇格できたのに、またしてもプレーオフに回ることになってしまいました。

千葉はJ2リーグで戦ってきた16年の間に5回プレーオフに進出し、ことごとく昇格を阻まれています……。もうプレーオフなんてキライキライ!というのが私の本音。

しかし今回は初めてホームスタジアム・フクダ電子アリーナで試合をすることができるので、サポとしていくばくかの力になれるかもしれない、との思いも。

ご存知無い方の為にプレーオフのルールを簡単に。3位〜6位の4チームがプレーオフに進出し、準決勝は3位VS6位・4位VS5位が対戦。年間順位の優位性確保のため、試合は上位チームのホームスタジアムで開催・引き分けだった場合上位チームが勝ち抜け、となっております。

12/7(日)の準決勝、我々は千葉のホーム・フクダ電子アリーナ(フクアリ)RB大宮アルディージャと戦うことに。

コレオの準備をしてくださった方々、ありがとうございます

失点を重ね0-3で残り約20分と絶望的な状況に陥りましたが、そこから立て続けに4得点!奇跡のような逆転劇で決勝に駒を進めることができました!!

嬉しかったけれど、まだ何も成し遂げていないという思いのほうが強かったです。まだあと一試合あるのですから。

プレーオフ・決勝

緊張で落ち着かない6日間を過ごし、迎えた12/13(土)。ホーム・フクアリで徳島ヴォルティスと昇格をかけた最終決戦です!

曇天で寒かったけれど、ジェフサポの応援は熱かった
アウェイエリアを除くスタジアム全体で作り上げたコレオ(私と夫はメイン側で黄色を掲げました)

お互いにチャンスはあれど得点に結び付かず、0-0のまま後半も20分を過ぎ……。このままドローでも千葉が昇格とはいえ、守備が非常に固い徳島さんにもし1点取られてしまったらと思うと、時間が経つのが普段の何倍も遅く感じてつらい(滝汗)。

そんな後半24分、カルリーニョス選手が右サイドからのクロスに見事にヘッドで合わせ、待望の先制点ーーーー!!これで徳島さんは2点が必要に。

千葉はこの1点を守り抜き、終了のホイッスルが鳴り響きました。ジェフ千葉J1昇格決定です!!

案外冷静に見守れたと思っていたのに、この日ベンチ入りしたものの出場はなかった米倉選手が泣き崩れているのを見て、私の涙腺も決壊

ヨネは高校選手権時代から見てきた推し選手なのです。そんな彼が今やチーム最年長の37歳だとは。時の流れを感じざるを得ません。

昇格報告会

試合終了後、J1昇格報告会へ突入。私の推し選手・ヨネのスピーチもあり、感無量でした。

J1昇格ボードを掲げるヨネ
オブラディ・オブラダのチャントで踊るゴール裏と選手・スタッフ
「俺たちジェフ!」コールをいつもの倍やってくれたヨネ

このメンバーで昇格できて本当に幸せです。おめでとう&ありがとう!!

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