フルウィッグで実母に会う

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肺がん治療開始から今月で7年7ヶ月が経ったコケ子です。

2023年10月23日に治験を開始して、これまでに3回投与を行いました。

1回目投与の2週間後くらいから徐々に脱毛が始まり、現在の状態は……

  • 頭頂部からハチのあたりはかなり薄い
  • 襟足はまだ踏みとどまっている
  • 全体的にはもとの毛量の10分の1くらいに減った
  • 眉毛が薄くなってすっぴんが怖い
  • まつ毛が部分的になくなって(以下同文)

といったところです。

先月までは頭頂部をカバーする部分ウィッグでいけていたんですけれど。

そろそろ心許ない感じになってきたので、フルウィッグを着用すべく準備を重ねておりました。

目次

フルウィッグを馴染ませる

実は部分ウィッグよりも先にフルウィッグを購入していたんです。

しかし、色々と手を加えないとうまく被れなくて……。

コケ子は頭がでかいのです!

しばらく放置していましたが、年末年始の間に被れる状態にしなくては!と、何日かに分けて手を加えました。

いずれ、私のように頭の大きい人向けに小細工の仕方をご紹介しますね(需要あるのかわかりませんが)

大きさは置いておいて、不自然ではなく見せるためのウィッグカットのコツが色々あり、私が調べて実践したことを記しておきます。

  • 前髪の長さや厚みを整える(基本的に長く厚く作られている)
  • 顔周りにごく薄く短めの髪を作る(隠れて見えなくなるけど、もみあげあたりに短めの髪があると自然)
  • サイドの毛量がめちゃくちゃ多いので、遠慮なく梳く

あと、私が購入したウィッグはロングスタイルだったのですが、あまりに長すぎてそのせいでウィッグ感が出るきらいがあったので、ばっさり15cmほど切りました(汗)

最終調整時に梳いた髪。前段階でもっとガッツリ切ったり梳いたりしています
長さを切り、レイヤーも入れました

実家に帰省

急ぎフルウィッグの調整をしたのは、1/7(日)・8(月)に実家に帰省する予定があったからです。

コケ子は実母に病気を隠しているので、自然な頭髪が必要だったのです……。

実家の隣に妹一家が住んでいて、母のことを付かず離れず見てくれています。その妹夫婦には病状を報告していて、今回ウィッグをつけて帰省することを事前に伝えました。

脱毛と聞いて私以上にショックを受けていた妹ですが(心配かけてごめんねぇ……ありがとう)、ウィッグの自然さを見て少し安心してくれた様子。

母と、妹の子供達は全然気づいていませんでした!良かったぁ〜……。

今回は隠したままいられた

夜は母の家のほうに泊まるので、就寝中はどうしようかと考えましたが。

母より後に寝てウィッグを外し、母より早く起きてウィッグをつけて二度寝、で乗り切りました!

そこそこ自然に見せられるように細工ができたとは思いますが、多分、ウィッグを使ったことがある方にならわかっちゃうレベルです。

それでもバレないのは、まさか私がそんなことになっているとはつゆとも思っていないからなんだろうな〜。

帰省するたびに思うけれど、やっぱりなんとか母より長生きして、最後まで隠し通そうという気持ちは強まるばかりです。。

がんばろ。

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